洗顔料は手で泡立てる？ネットを使う？上手な泡立て方のコツを大公開
年齢による肌の変化を感じるとき、保湿などのスキンケアばかりを意識しがちです。しかし、肌表面が汚れていては、化粧水などでうるおいを与えても、角質層への浸透が妨げられてしまいます。つまり、正しい洗顔があってこそ、毎日のスキンケアが生きてくるというもの。
とはいえ、洗顔料だけで『優しく洗って、しっかり落とす』という機能の両立はなかなか難しいのだとか。洗い心地が優しすぎると汚れが残ってしまい、洗浄力が強いとかえって肌に負担をかけてしまうからです。できるだけ肌にやさしく、汚れを落とすために心がけたいのが、洗顔料の泡立てです。上手な泡立て方法を身につけて、透明感のあるしっとり肌を育てましょう。
面倒な泡立ても実は大切！洗顔料を泡立てる理由
忙しくて時間がない朝や、一日の疲れがどっと出る夜は、「洗顔料を泡立てるのが面倒！」だと感じませんか？ 泡立てなくてもいいや……ついつい楽をしたくなるけど、ちょっと待って。洗顔料を泡立てる理由を知ると、もこもこの泡で顔を洗わないと落ち着かなくなってしまうかもしれません。なぜ洗顔料を泡立てる必要があるのか、しっかり理解しておきましょう。
【理由1】肌への負担を減らすため
洗顔料の泡立てが少ないと、摩擦が起こりやすくなり、肌への負担の原因になります。少ない泡でこすって洗ってしまうと、角質層を傷つけることがあります。また、多くの洗顔料は泡立てることを前提に開発されています。泡立てが少ないと、洗顔料による刺激によって、かえって肌を乾燥させる場合もあるので注意が必要です。
【理由2】肌の汚れを落としやすくするため
あまり泡立てずに洗顔を続けていると、余分な皮脂や老化角質をきちんと落としきれず、汚れが肌に蓄積してしまうこともあります。きめ細かい泡を肌の上で転がすことで、毛穴に入り込んだ汚れを吸着して、きれいに洗浄できるのです。さらに、よく泡立っている方が洗顔料に適度な水分を含み、すすぎ時間を短縮できるメリットもあります。
泡立てが苦手な人でも大丈夫！洗顔料の上手な泡立て方
洗顔料に水を加えながら空気を含ませるようにかき混ぜるのが、泡立ての基本。泡の量は手と手を重ね合わせて間にクッションができるくらいに、弾力は手で押してもつぶれず手のひらを逆さにしても落ちない程度を目指しましょう。
しかし、基本は頭で分かっていても、いざ実践すると上手にできないこともありますよね。そんなときは、泡立てネットや洗顔泡だて器を活用するのもおすすめです。ここからは、「泡立てネットを使った泡立て方法」と「泡立てネットなしで手を使った泡立て方法」の手順をそれぞれ紹介しましょう。
【泡立てネットを使った泡立て方】
- 泡立てネットを軽くぬるま湯で濡らし、洗顔料を適量なじませます。
- 洗顔ネットを手のひらで丸めるようにして、空気を含ませます。
- 泡が立ってきたら、さらに少量のぬるま湯を加えます。
- ふわふわの泡が立ったら、洗顔ネットをしごいて手のひらにのせます。
洗顔泡だて器を使う場合も、泡立てネットと同様に、少量ずつぬるま湯を加えて空気を含ませながら泡を立てます。
道具を使うのはとても便利ですが、実は水が少なくても泡立ってしまうという盲点も。適度に水を加えないと、濃度が濃い状態で洗顔料が肌に触れてしまうことになります。また、大きな泡ができやすく、濃密さが不足して、汚れをしっかり取り除けないかもしれません。便利なアイテムも正しく使用するのがポイントです。また、道具を使用した後は、雑菌が繁殖しないようにしっかり乾かしてくださいね。
【手の平で行う泡立て方】
- 濡らした手をボウルのようにくぼませます。
- 洗顔フォームを手のひらに適量出して少し伸ばし、洗顔石けんの場合は適量を手のひら全体になじませます。
- 少量のぬるま湯を加え、指先を茶せんのようにして、空気を含ませながら泡立てます。
手に汚れが残っていると、泡立ちが悪くなります。泡立て前は、手をきれいに洗うのを忘れずに。
道具を使って泡立てるにしろ、手で泡立てるにしろ、冷たい水は泡立ちが悪く、汚れ落ちもよくありません。また、きめ細かい泡を作るためには適正な水分量があります。水気が多いと泡のきめが粗くなるので、様子を見ながら少量ずつ水を加えるのが弾力感のある泡を作るコツです。
洗顔料選びにもこだわってみて
洗顔料の上手な泡立て方は、日々の実践が欠かせません。まずは、しっかり泡立てることを意識して、手順を身につけて。慣れてくると、疲れていても自然に泡洗顔をするようになりますよ。さらに、透明感のあるしっとり肌を育てるなら、洗顔料選びにもこだわってみませんか。
FOUR SEEDSのフェイシャルウォッシングフォームは、心地よい香りで毎日のスキンケアが楽しみになる洗顔料です。肌への負担をやわらげる濃密泡には、余分な皮脂や老化角質などを吸着する洗浄力を持った炭を含有。さらに、保湿や整肌の働きを持つ自然由来の4つの種子エキスが肌にしっとり感を残し、健やかさを保ちます。
心地良い豊かな泡と正しい洗顔が美肌への近道
泡立てのちょっとしたひと手間が、肌をより清潔に洗浄して、健やかな美肌作りに役立ちます。しかも、ふわふわと肌に密着する豊かな泡は、心地良い感触で疲れた気分をなごませてくれるもの。日々の洗顔が楽しみになるように泡立て上手になって、肌育力もアップしましょう。