拭き取り化粧水は摩擦が心配？正しい使い方を理解して触り心地がよい柔らか肌に
「拭き取り化粧水を使うと、肌をゴシゴシ摩擦して負担をかけるのでは？」と不安に感じている方もいらっしゃるかもしれません。拭き取り化粧水とは、肌悩みの原因になる肌表面に残った汚れや老化角質を拭き取って除去する化粧水のこと。美容大国・フランスにおいて、パリジェンヌたちの美肌ケアに用いられることも多いそうです。日本には四季があり、とくに蒸し暑い季節には皮脂分泌が活発になりやすく、肌荒れや乾燥を招く硬水の地域が少ないといった理由から、洗顔料を使った洗顔が主流。そのため、拭き取り化粧水になじみのない方がまだいらっしゃるかもしれません。
しかし、その働きを知らないのはもったいない！ 拭き取り化粧水は単体で使うだけではなく洗顔料と併用しながら、洗顔で取り切れなかった汚れや老化角質をしっかり落とすことで、肌をより柔らかくなめらかに整えるメリットがあります。正しい使い方をマスターして、クリーンなスキンケア習慣をスタートしましょう。
「拭き取る」前に知っておこう！肌を摩擦するのはなぜいけないの？
肌表面をおおっている角質層が摩擦によって傷つくと、うるおいをキープして肌を保護しているバリア機能が低下しやすくなります。紫外線や乾燥などの外的刺激に弱くなり、肌悩みを起こす原因に。また、肌を守る働きを持つ色素・メラニンが多く作られてシミやくすみを発生させる場合もあります。最近の身近なところだと、マスクの着用で肌が擦れて赤くヒリヒリするのも摩擦による肌荒れの一つといえます。
摩擦を避ける、拭き取り化粧水の正しい使い方
拭き取るということは、肌に摩擦を起こす動作であることから、拭き取り化粧水を試すのにためらいを感じているかもしれません。そんな不安をできるだけ軽くするために、拭き取り化粧水の正しい使い方をお伝えしましょう。正しいやり方をしっかり守れば、肌に負担をかけずに洗顔をアップグレードする角質ケアが続けられます。
拭き取り化粧水を使うタイミングは？
拭き取り化粧水は、洗顔料で余分な皮脂や汚れ、老化角質を洗い流し、肌表面に残った水分をタオルで軽く押さえて吸収した後に使用します。拭き取り化粧水は、保湿用の化粧水とは異なるものです。拭き取り化粧水で顔全体の汚れをオフしたら、忘れずに化粧水や乳液で保湿ケアをおこなってくださいね。
FOUR SEEDSのフェイシャルウォッシングフォームは、拭き取り化粧水と一緒に使いたい摩擦ストレスが少ない洗顔料。炭を含んだ豊かな泡で肌に負担をかけずに汚れをしっかり落とします。
拭き取り化粧水の正しい使い方
拭き取り化粧水では、コットンを使用します。その際、大きめで厚みのあるコットンを選ぶのがおすすめです。拭き取り化粧水をたっぷり含む吸水性のよいものを選ぶと、肌あたりが心地良く摩擦が軽減されますよ。
- 拭き取り化粧水をコットンの裏側までしっかり染みわたらせる。使うコットンは1枚で十分です。拭き取り化粧水の使用量が少ないと、肌を強く摩擦してしまうので注意しましょう。
- 拭き取り化粧水を浸したコットンを中指と薬指にのせ、両端を人差し指と小指ではさむようにします。コットンは一般的に寸法が長い方向に線維が流れているので、より摩擦を軽減するためにも、繊維の流れにそって肌の上をすべるように横長に持ってくださいね。
- 2で持ったコットンを顔全体に優しくすべらせます。
（1）頬の内側（顔の中心）から外側に向かって拭き取り、逆側も繰り返す。
（2）額の中心から外側に向かって拭き取り、逆側も繰り返す。
（3）鼻筋の上から下に向かって、そして小鼻も丁寧に拭き取る。
（4）あごの中心からフェイスラインに沿って外側に拭き取り、逆側も繰り返す。
肌に雑菌がつかないように、コットンは清潔なものを使用しましょう。また、肌を何回も強くこするのはNG。拭き取るときに力をかけ過ぎると、肌への摩擦が強くなり、角質が傷つきやすくなります。できるだけ優しくすべらせるように使用しましょう。
拭き取り化粧水についての疑問はこちらのDIARYで解決！
うるおいをキープする成分に注目！拭き取り化粧水の選び方にもこだわりを
汚れや老化角質を拭き取った後、「肌の柔軟性を保つ」のも拭き取り化粧水の大切な働きの一つ。それをサポートするのが保湿成分です。肌を柔らかくしておくのは、次のステップで使用する保湿化粧品が角質層のすみずみまで浸透しやすくする目的もあります。ここでは、拭き取り化粧水選びに役立つ、配合されているとうれしい保湿成分を2つご紹介します。
水分を抱え込む、保湿能力が高い【ヒアルロン酸】
粘度が高く、角質層の水分量を増加させ、うるおいをキープする働きがあります。ヒアルロン酸1グラムに対して、6リットル以上もの水分を保持できる優れた保水能力が特徴です。
抱え込んだ水分を肌にとどめる【コラーゲン】
角質層から水分が逃げないようにとどめて保湿するだけでなく、肌表面に保護膜を作る働きもある成分です。また、肌触りをなめらかにします。
FOUR SEEDSのモイストクリアローションは、保湿成分・ヒアルロン酸とコラーゲンをW配合した拭き取り化粧水。さらに、4種類の種子エキスとエラスチンがスキンコンディションを整えます。とろみのある使用感は、摩擦ストレスが少ない拭き取りにぴったり。
時短スキンケアで大活躍！拭き取り化粧水を上手に活用しましょう
拭き取り化粧水が活躍するのは、洗顔後だけにとどまりません。「疲れてスキンケアに時間をかけられない」、「べたつきをサッとクリアにしたい」など、時短で済ませたいシーンでも役立つのが、拭き取り化粧水の頼もしいところ。このような場面にあなたも心当たりがあるのでは？
顔を洗うのも面倒！疲れ果ててしまったときや、飲み会で遅く帰宅したときに
洗顔には洗顔料を使用するのが基本。ですが、「できるだけささっとスキンケアを済ませたい」というときもありますよね。美肌を保ちたいなら、汚れを残したまま就寝するのはNG。そんなときは、拭き取り化粧水に助けを求めましょう。たっぷりの拭き取り化粧水で汚れを拭き取ってから化粧水や乳液で保湿をすれば、洗面台まで行かなくてもスキンケアがすべて終わります。オールインワンジェルを持っていれば、たったの2ステップで完了。ただし、これはどうしても動けないときの応急処置です。通常のスキンケアでは、なるべく洗顔料を使用して、汚れを落としてくださいね。体調を崩している時にもおすすめです。
化粧水、美容液、乳液・クリームが一つになったFOUR SEEDSのオールインワンモイスチャージェル。肌触りを柔らかくする希少なアルガンオイルを厳選しているので、時短なのにしっかりスキンケアができます。
Tゾーンがテカってまぶしい！肌がべたつくときの化粧直しやリフレッシュに
朝はメイクがきれいに決まっていたのに、お昼近くになるとTゾーン付近のファンデーションが浮いていることはありませんか？ 油とり紙でテカリをおさえるだけだと、ファンデーションがよれてまだらになってしまうことも。そんなときは、拭き取り化粧水におまかせください。浮いている部分を拭き取り化粧水でオフして、保湿ミストで肌を整えてからメイク直しをするときれいに仕上がります。皮脂のベタベタ感や汚れがすっきり落ちるので、気分のリフレッシュにもなりますよ。女性だけでなく、男性にもおすすめです。
不安を払拭して、拭き取り化粧水をもっと身近に取り入れて
正しい使い方でも簡単で、メリットがいろいろある拭き取り化粧水は、知れば知るほど日常のスキンケアにプラスしたくなるアイテムです。ここまで読んでくださったあなただけにこっそり教えますが、くすみの原因になる老化角質を除去すると透明感のある艶やかな肌に整うんですよ。素肌力をアップしたいなら、拭き取り化粧水を用いた肌のクリーン習慣をぜひスタートしてみてくださいね。