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気温が上がるにつれて、強くなる日差し…。スキンケアとして日焼け止めを塗るのは必須だけど、どんな順番で塗ればいいか、悩むことはありませんか? 紫外線の影響は季節を問わないものの、紫外線が地表に降り注ぐ量は4月から徐々に増加し始めます。

最近では、化粧下地に日焼けを防ぐ成分が配合されているアイテムもあり、「日焼け止めは毎日使っているはず」と油断している方もいらっしゃるかもしれません。しかし、塗り残しがあったり、塗り方にむらがあったりすると、せっかくの日焼け止めが効果を発揮できないことがあります。

この機会に、日焼け止めや化粧下地の正しい塗り方と塗る順番をマスターして、美肌の大敵・紫外線から大切な肌をしっかり守りましょう。

日焼け止め単体?化粧下地と兼用? 日焼け止めの上手な選び方

デパコスからドラコスまで、日焼け止めには多くの種類があり、どれを選べばよいのか迷うかもしれません。まずは、紫外線に関する知識を深めながら、あなたの肌にマッチした日焼け止めを選ぶポイントをお伝えしましょう。

なぜ紫外線は肌に悪いの?

そもそも、なぜ紫外線対策が必要なのでしょうか。

肌表面にある角質層を構成するケラチンは、抵抗力が強く、紫外線の5~10%は反射できるとされています。しかし、反射できなかった紫外線は、メラニンという色素が吸収して肌を守る仕組みがあります。しかし、紫外線による刺激は、メラニンの合成を促進して肌の色を濃くしてしまうことに。

また、日焼けをした肌は、紫外線の影響をこれ以上受けないようにと、角質層を厚くしてブロックします。すると、うるおいが角質層に浸透しにくくなって保湿力が低下し、乾燥が深刻化。シミやシワなどの肌悩みを引き起こす場合もあるのです。

波長によってUV-A、UV-B、UV-Cの3つに分類されている紫外線。それぞれの波長の違いについて、詳しく見てみましょう。

【UV-A(長波長紫外線)】

波長が最も長く、表皮の一番深くにある真皮まで到達し、皮膚細胞に影響をおよぼすのがUV-Aです。真皮内のコラーゲンやエラスチンにダメージを与えることがあり、肌のハリを失う原因となります。

【UV-B(中波長紫外線)】

UV-Aよりも肌に対する刺激が強く、急激に作用して炎症を招きやすいのがUV-Bです。メラニンを作り出すメラノサイトの働きを活発にして、シミの発生を促したり、肌の色を濃くしたりすることも。また、長時間浴びすぎると軽いやけどになる場合もあります。

【UV-C(短波長紫外線)】

UV-Cは、地球の周りを囲っているオゾン層に吸収されるため、ほとんど地表には届かないとされるものの、細胞を破壊するとされる有害な作用が強い紫外線です。その強い作用を上手に利用して、悪い菌やウイルスの感染予防に用いられることもあります。

日焼けは、直射日光だけでなく、アスファルトの多い場所で発生する反射光によっても起こります。反射光で焼ける肌は、普段日光を浴びない部分で紫外線に慣れていないため、より大きなダメージを受けることに。

日焼け止めに書いてある「SPF」と「PA」って何?

日焼け止めに書いてある説明を見ると、「SPF」や「PA」と書いてあるのに気づくでしょう。この謎の数値や記号は、その日焼け止めがあなたの肌を紫外線からどれだけ守るか分かりやすく表示しているものです。

【SPF(Sun Protection Factor)】

先ほど紹介したUV-Bから肌を守る効果を数値で表しています。SPF1は紫外線を防御していない素肌の状態で、そこから日光に当たり赤くヒリヒリするといった影響を受けるまでの時間を20倍のばせるのがSPF20です。数字が大きいほど日焼け止めの効果が高いような印象がありますが、近年では、数字が大きければ良いという訳ではないという研究もあり、SPF50を上限として50以上あるものに関してはSPF50+という表記に統一されました。一般的に、日常生活ではSPF10~20程度、レジャーではSPF30~50程度で十分だと言われています。

【PA(Protection of UV-A)】

PAは、UV-Aから肌を守る効果を4段階で表記したものです。PA+は「効果がある」、PA++は「効果がかなりある」、PA+++は「効果が非常にある」、PA++++は「効果が極めて高い」を意味しています。日常生活の中ならPA+、レジャーに行くならPA+++を目安に選ぶとよいでしょう。

日本には四季があり、気温や湿度の移り変わりともに紫外線量も変化しています。一般的な日焼けを防ぐケアをベースに、夏は他の季節よりも強化する、冬も普段は数値が低いものを使用しながら、反射光が強いスキー場に行くときは高数値のものに変えるなどシーンに合わせるのが、上手な日焼け止めの選び方と言えます。

ライフスタイルにあわせて日焼け止めを選んで

ひと昔前の日焼け止めは、白浮きや肌が乾くなど使用感が今一つでも仕方がないとされていました。しかし、最近はテクスチャーや使い心地が進化し、肌なじみの良いものが増えています。また、保湿成分を含むクリームタイプやみずみずしい感触のミルク、ライトな質感でベタつかないスプレータイプなど肌の状態に合わせて選びやすくなっています。

仕事や家事、子育てで忙しい人には、洗顔料だけで落とせるもの、日焼けを防ぐ働きがある化粧下地やBBクリームがおすすめ。スキンケアタイムを短縮できて、毎日の生活にゆとりをプラスしてくれますよ。

化粧水の前?後?日焼け止めや化粧下地を塗る順番はこのタイミングで!

日焼け止めは、肌を紫外線から守るバリアのようなもの。肌の状態を整え、角質層に潤いをしっかり閉じ込めたスキンケアの締めくくりに塗るのが正しいタイミングです。日焼け止めでカバーされた肌がしっかり保湿されていれば、うるおいのバリアによって紫外線の影響をより受けにくくなります。その上、キメが整ったなめらかな肌には、日焼け止めがきちんと密着するので日焼けを防ぐ効果がアップ!

日焼け止めと化粧下地を分けて使用する場合は、メイクが崩れないようにキープする化粧下地のあとに日焼け止めを塗るとファンデーションがよれやすくなります。日焼け止めは、化粧下地の前に塗って、肌によくなじませてからメイクを始めましょう。

紫外線の量は、曇りの日でも快晴の時に比べて50~60%程度に達します。さらに、紫外線の中でもUV-Aは窓ガラスをすり抜けるので、外出しないで一日中室内にいる日も日焼け止めを欠かさず塗るようにしてくださいね。紫外線によるシミはすぐに現れるわけではなく、長年にわたり浴び続けてきた紫外線による影響が蓄積されて発生すると知れば、毎日のケアを続けることがいかに大事か分かるでしょう。

相性が大切?日焼け止めや化粧下地がポロポロ乾かない塗り方の秘訣

日焼け止めや日焼けを防ぐ働きのある化粧下地を塗っていても肌が焼けている気がするときは、塗り方を間違えているかもしれません。

【美肌を守り抜く、日焼け止めの正しい塗り方】

  1. 日焼け止めの説明書に従って、適量を手に取ります。
  2. 頬やおでこなどの広い部分からスタートして、顔の内側から外側に向かってのばします。フェイスラインやあごの下、耳のあたりなど正面から見えない部分は塗り忘れやすいのでご注意を。きちんと細部まで丁寧に塗るのを忘れないでくださいね。
  3. 顔の中の高い部分は焼けやすいので、重ね塗りしましょう。

 

日焼け止めの説明に書いてあるSPFやPAの表示は、あくまでも1平方センチメートルあたり2mgの量を塗った状態で測定されたものです。実際に同量を塗布すると多すぎますが、できるだけたっぷり厚く塗ってこそ、日焼けを防ぐ働きが活かされます。また、日焼け止めの多くは、2~3時間で効果が薄くなり、汗や皮脂で落ちてしまうこともあるので、こまめに塗り直すように心掛けてくださいね。塗り直しのときは、汗や皮脂をオフしてから日焼け止めを少しずつ重ね塗りしましょう。

紫外線吸収剤を使用している日焼け止めは、むらになりにくい反面、汗や皮脂の吸収力が高いので乾燥肌と相性が悪いこともあります。ポロポロと乾きを感じるときは、日焼け止めを塗る前に保湿を念入りに行ったり、紫外線吸収剤不使用のものを試したりするのがおすすめです。

そして、注意点がもう一つ。多くの日焼け止めは、使用中に雑菌が混じってしまっても腐らないように、安全を考慮して防腐剤が使用されています。メーカーによりますが、未開封の状態であれば1~3年使用でき、開封してもフタをしっかりしめていれば1年程度は保存可能なものが多く見られます。ただし、開封後の状態は、保存している場所や状況によって大きく変わります。色、におい、質感の変化を感じる場合は使用をやめた方がよいでしょう。

うるおいで高めた素肌力は、紫外線をはね返す力に

紫外線から肌を守るには、日焼け止めを塗ることも大切ですが、角質層をうるおいのバリアで満たしておくのも一つの手段です。FOUR SEEDSのスキンケアシリーズは、シンプルな3ステップで肌本来の保湿力へと整えます。日焼け止めの正しい塗り方と効果的なタイミングをマスターした上で、肌をうるおす簡単な習慣を続けて、紫外線をはね返す力をアップしましょう!

効果的な保湿スキンケアの順番はこちらの記事で解説中!

保湿はどの順番が効果的?日焼け止めの正しいタイミングの疑問も解説