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日焼け止めを使用した方がいいと聞いたけど、化粧水と日焼け止めはどんな順番で塗ればいいの?

メンズスキンケアを始めたばかりの男性は、使い方に悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。肌を小麦色に変える紫外線は、浴びる量が増えると、肌にさまざまな影響を与えます。今回は、日焼け止めの使い方に慣れないメンズに向けて、使う順番を詳しく解説します。

メンズスキンケアも日焼け止めを取り入れて!

仕事で外出する機会が多い男性のなかには、日傘を利用する人もいることでしょう。それでも、日光を避けて生活するのはなかなか難しいものです。そこで、日傘代わりに身につけてほしいのが日焼けを防ぐスキンケアの習慣です。

では、なぜ日焼け止めを使用した方が良いのでしょうか?

肌の表面にある「表皮」の働きを理解して、正しいスキンケアの第一歩に

人間の肌は、「表皮」「真皮」「皮下組織」という層に分かれており、その中でも「表皮」にはスキンコンディションを美しく健やかに保つ3つのメカニズムが備わっています。

  1. ターンオーバー
    表皮の深くにある基底層で生まれた細胞は、絶えず分裂をしながら肌表面に押し上げられ、やがて体外へ排出されます。この一連の流れは「ターンオーバー」と呼ばれ、健康な肌を保つのにとても大切なメカニズムの一つです。

 

  1. バリア機能
    ターンオーバーによって肌表面に押し上げられた細胞は、角質層という薄い層を形成し、肌を外的刺激から守る「バリア機能」を担います。悪い菌やウイルスから身体を守るバリアになり、太陽光線のほとんどもこの角質層によってガード。しかし、紫外線の一部は肌の奥深くにある真皮まで到達してしまいます。

 

  1. 角質間脂質
    角質層の中には、レンガのように積み重なる細胞の間を埋める「角質間脂質」が含まれています。水分を角質層につなぎとめて、外に逃さないのが主な役割。人間が極度に乾燥している砂漠に行っても、体内に水分を保持できるのは角質間脂質のおかげです。

 

これらのメカニズムを正常に機能させるためには、肌表面を清潔に保ち、うるおいを保持する毎日のスキンケアが大切。3つのメカニズムの調子が少しでも狂ってしまうと、肌悩みをつくる原因になります。

紫外線の種類を知って、適切な日焼け止め対策を

太陽から地表に届く紫外線も、肌に悪い影響を与える外的刺激の一つです。波長の長さによって、引き起こす肌荒れが異なります。それぞれの違いを見てみましょう。

  • UV-A(長波長紫外線)
    波長が長く、真皮まで到達してしまうのがこのUV-Aです。真皮を構成し、肌にハリを与えるコラーゲンやエラスチンを破壊するので、シワやたるみの原因になるとされています。

 

  • UV-B(中波長紫外線)
    表皮の働きによって、真皮までは到達しません。しかし、メラニンという色素を作り出すメラノサイトの働きを活発にするので、シミの発生や肌の色を濃くすることがあります。

紫外線はさまざまな肌悩みの原因になるため、正しいスキンケアでしっかりガードする必要があります。その際に役立つのは、日焼け止め。日焼けを防ぐことに特化した日焼け止めをスキンケアにプラスするのはとても効果的です。日焼けのダメージは、年齢とともに30代後半を過ぎた頃に一気に現れるとも言われています。未来の自分の肌を健やかに保つためにも、日焼け止めを積極的に活用しましょう。

スキンケア初心者でも分かりやすい!数値で読み解く日焼け止めの選び方

化粧水や洗顔料を使い始めたばかりのメンズスキンケア初心者にとって、たくさんの種類がある日焼け止め選びは至難の業かもしれません。実は、日焼け止めはその効果を数値で表してあるため、スキンケア初心者にもとても選びやすくなっています。日焼け止めの2つの数値「SPF」「PA」を理解して、その効果を読み解けるようにしましょう。

  • SPF(Sun Protection Factor)
    UV-Bに対する防御効果を数字で示したものです。日焼け止めを塗っていない状態を「1」とした場合、日光に当たってから赤く日焼けするまでの時間が何倍かかるかを数値化しています。【日焼け止めの使用目安】
    日常生活 SPF10~20
    屋外での活動 SPF10~30
    炎天下での活動 SPF30~50
    紫外線に弱い体質の人 SPF50+

 

  • PA(Protection of UV-A)
    UV-Aに対する防御効果を+で示したものです。メラニン色素を黒くするまでの時間を2~4倍にのばすものをPA+、4~8倍にのばすものをPA++、8倍以上をPA+++、16倍以上をPA++++と表示しています。【日焼け止めの使用目安】
    日常生活 PA+
    屋外での活動 PA++
    炎天下での活動 PA+++
    紫外線に弱い体質の人 PA++++

肌の乾燥が気になるときは、保湿効果のある油性成分をたっぷり含んだクリームタイプを、テカリが気になるときは水性成分がみずみずしいスプレータイプ……と、それぞれの使用感にも注目して日焼け止めを選ぶのも良いでしょう。使いやすさや心地よさを考えつつ、取り入れやすい日焼け止めを選ぶと、より快適に日焼けを防げますよ。

化粧品と日焼け止めを使う順番もこれで解決!4つのステップですすめるメンズスキンケア

日焼け止めを上手に選べるようになったら、正しいスキンケアのやり方も一緒に覚えましょう。スキンケアの基本となるのは、以下の「4つのステップ」。

ステップ1:洗顔料を使った【洗顔】

ステップ2:化粧水を使った【整肌】

ステップ3:乳液・クリームを使った【保湿】

ステップ4:日焼け止めを使った【UVケア】

つまり、日焼け止めを使うタイミングは、化粧水や乳液を使った後です。

遠回りに思える地道なスキンケアの習慣が健やかな肌への近道でもあり、未来の肌に自信が持てるか否かの分かれ道にもなります。それぞれのステップを詳しく見てみましょう。

  1. 洗顔料を使った【洗顔】
    洗顔料を使って、肌についた汚れや余分な皮脂、本来はがれ落ちるはずなのに肌表面に残っている老化角質を取り除きます。洗顔は、朝晩2回行うのが基本。ぬるま湯で顔全体をよく濡らし、肌を摩擦しないように洗顔料をしっかり泡立ててから洗います。洗う順番は、ベタつくTゾーン(おでこや鼻)からスタートして、乾燥しやすいUゾーン(頬やあご)へ。肌の上で泡を転がすような優しい力で洗ってくださいね。すすぎは、洗顔料が残らないように髪の生え際やフェイスライン(顔の輪郭部分)までまんべんなく。
  2. 化粧水を使った【整肌】
    洗顔で失われた水分やうるおいを補って、肌の調子を整えます。肌悩みに合わせた美容液も使う人は、この後にプラスしましょう。化粧水を手に取ったら、顔の中心から外側に向かって軽く押さえるようになじませます。美容液も使い方は同様です。コットンを使う場合は、肌をこすらないように化粧水を浸す量はたっぷりひたひたに。
  3. 乳液・クリームを使った【保湿】
    油性成分と水性成分をバランスよく配合した乳液やクリームで肌表面をおおって、化粧水や美容液で補った水分や美容成分を外に逃がさないようにしましょう。肌表面を本来カバーしている皮脂膜の働きをサポートして、外的刺激から肌を守る役割も担います。乳液やクリームも、化粧水と同じように塗りましょう。乾燥が気になる部分は重ね塗りするといいですよ。
  4. 日焼け止めを使った【UVケア】
    朝のスキンケアの締めくくりには、UVケアで有害な紫外線から肌を保護します。UV-Aは窓ガラスを通り抜けるので、外出をしない日もなるべくUVケアを行うのがおすすめです。日焼け止めの塗り方は、次のトピックで詳しく解説!

洗顔から保湿までのステップを少しでも時短したい多忙なビジネスマンには、FOUR SEEDSのスキンケアシリーズを。フェイシャルウォッシングフォーム(洗顔料)に含まれる炭の吸着力が余分な皮脂や汚れをすっきり洗浄。化粧水・美容液・乳液・クリームを一つにまとめたオールインワンモイスチャージェル(ジェル状美容液)は、4つの種子エキスで健やかな肌を育みます。

 

日焼けを防ぐには肌の保湿も肝心!保湿の正しいやり方はこちらの記事でチェック

保湿はどの順番が効果的?日焼け止めの正しいタイミングの疑問も解説

塗るからには、日焼けをしっかり防ぎたい!日焼け止めの正しい塗り方とは

紫外線が地表に降り注ぐのは、夏だけではなく、冬でもその量がゼロになることはありません。そのため、日焼け止めは一年を通して使用するのがベスト。朝のスキンケアの後に塗っても、無意識に肌を触ったり、汗や皮脂で流れ落ちたりするため、15時くらいを目安になるべく日中に1回は塗り直すようにしましょう。

<日焼け止めの塗り方>

  1. 日焼け止めの説明書に従って、適量を手のひらにのせる。
  2. シミが多発しやすい部分(目の下、頬骨、フェイスライン)を中心に日焼け止めを少量ずつのせる。
  3. 肌にのせた日焼け止めを顔の外側に向かって広げる。
    力が入りやすい人差し指ではなく、中指と薬指を使うのがポイントです。肌が白くなるのを防ごうと薄くのばすと、日焼けを防ぐ働きが半減してしまいます。どうしても白くなるのが気になるなら、男性用の色つき日焼け止めをセレクトするのも対策の一つです。
  4. 鏡で塗り残しがないかチェック。
    シミが多発しやすい部分に日焼け止めを重ね塗りするのもおすすめです。日焼け止めを塗るのが苦手でムラになってしまう場合は、少量ずつ重ねるようにすると均一に塗布できるのでぜひ試してみてくださいね。
  5. 日中にしっかり塗り直すのが難しい場合は、フェイスラインの上だけでも重ね塗りをしましょう。

日焼け知らずの健やかな肌で自分にもっと自信を持って

乾燥や肌悩みを増やす紫外線は、目に見えないからこそ「正しいスキンケア」と「日焼け止めの塗布」を継続する2つのポイントを意識してしっかり防御することが大切です。今も、これからも、健やかな肌をキープできれば気分もいきいきと前向きになって、自分自身にもっと自信が持てるのではないでしょうか。