初めて体験する人にとって、オールインワンジェルの使い方は未知のもの。「なんとなくこんな感じかな」と勘を頼りに使っていると、本来の効果が発揮できないことがあります。時短でスキンケアをしているから効果もそれなりだろうという思い込みは禁物。もしかしたら、使い方の間違いに気づいていないだけかもしれません。オールインワンジェルは、化粧水、美容液、乳液・クリームに使われる良い成分をバランスよく配合しているものです。正しい使い方を続けるほど「素肌力」がアップしますよ。今回は、オールインワンジェルの効果的な使い方を詳しくお伝えしましょう。

オールインワンジェルは、どのタイミングで使うのがいいの？

化粧水とも違うし、クリームとも違うし……と、オールインワンジェルの塗るタイミングに悩んでいませんか？　一般的に、クレンジングや洗顔などで汚れや余分な皮脂を落とした後に塗るのが良いタイミングとされています。もし、追加で美容液を使用したいなら、洗顔の直後、オールインワンジェルを塗る前にプラスするとよいでしょう。

オールインワンジェルについての疑問はこちらの記事でチェック！

サッとひと塗りで保湿ケア！オールインワンジェルでゆとり時間を作ろう

パーツ別オールインワンジェルの塗り方。毎日の習慣だから使い方をもっと効果的に

ここからは、毎日のスキンケア習慣をもっと効果的にするオールインワンジェルの塗り方を徹底レクチャー。オールインワンジェルは、フェイスケア専用の化粧品とは限りません。顔も体も皮膚の構造に変わりはないので、水性成分を角質層に与えてから油性成分でうるおいを保つ基本的なスキンケアは同じです。そのため、オールインワンジェルは全身に使用できます。フェイス、デコルテ、ボディとパーツ別にご紹介しますので、お手入れのときに役立ててくださいね。

フェイスケアをするときの塗り方

まずは、オールインワンジェルを使用する際のメインともいえるフェイスケアでの塗り方を覚えましょう。ポイントは、できるだけ優しく、肌に負担をかけないようにすること。無意識に指先に力が入ってしまうことがあるので、「軽く触れる程度にそっと」という力加減を心掛けるようにしましょう。

＜フェイスケアの手順＞

1. 適量を手に取り、頬、額、口の周りにオールインワンジェルをのせます。頬や口の周りは乾燥しやすいので多めに、額は皮脂分泌が多いので少なめに塗布しましょう。
2. 顔の内側から外側、下から上に向かってやさしくなじませます。顔の中心から、フェイスラインに向かって手を動かすイメージです。
3. 肌が乾きやすい部分（頬、口の周り、目元）は重ねづけすると乾燥を防げます。小鼻、フェイスライン、口角など塗り残しやすい部分も忘れないように丁寧に塗りましょう。
4. 顔全体になじませたら、仕上げにハンドプレスをするのがおすすめです。適度な圧と手のひらから伝わる体温が角質層への浸透を促します。適度な圧が分からない人は、机やひざの上で頬づえをついて、手のひらに頭の重さを預けると心地良い圧を感じられるでしょう。

たまには、フェイスマッサージでスペシャルケアを

オールインワンジェルで、フェイスマッサージをしてみましょう。マッサージをするときは、肌を摩擦しないようにたっぷりのジェルを使います。以下の1～9のステップを3～5回ずつ繰り返します。

＜フェイスマッサージの手順＞

1. オールインワンジェルを多めにとり、顔全体に乗せる
2. 耳下腺（耳の下あたり）を指先で軽くほぐす。
3. あご先から耳元に向かって、人差し指と中指の2本でらせんを描くようにくるくるとマッサージをする。
4. 口角から耳元に向かって、人差し指と中指の2本でらせんを描くようにくるくるとマッサージをする。
5. 額の中央からこめかみに向かって、人差し指と中指の2本でらせんを描くようにくるくるとマッサージをする。
6. 人差し指と中指の2本をあご先から耳下腺に向かって優しくすべらす。
7. あご先から頬骨が当たるところに向かって指先を優しくすべらす。
8. 目の下の内側から外側に向かって、中指と薬指の2本ですべらせるように軽く指圧する。
9. 目の横を指先で縦に優しく引き上げるようにすべらせる。
10. 額を下から上に引き上げるようにマッサージをする。

デコルテケアをするときの塗り方

顔はつやつやなのに、首や鎖骨あたりのデコルテがガサガサだとギャップが生まれてしまいます。フェイスケアと一緒にデコルテケアも忘れずに。年齢を重ねて「しっかりお手入れをしておけばよかった」と後悔しないように、首元までしっかりケアをしましょう。

＜デコルテケアの手順＞

1. 適量のオールインワンジェルを手のひらに取り、耳下腺から鎖骨に向かって、指先を優しくすべらせるようになじませます。
2. 胸上から鎖骨、胸上から脇、胸上から首へと下から上に引き上げるようにデコルテ全体にまんべんなく塗ります。
3. 胸の外側から内側へぐるりと円を描くように優しくマッサージをします。3のステップは、左胸は右手、右胸は左手でマッサージをするのがポイントです。
4. 胸の上に手をのせ、左右の手を交互に上に引き上げるにマッサージをします。

ボディケアをするときの塗り方

さらに、手や足を含めたボディも、すべすべ肌を目指したいところ。オールインワンジェルで、全身丸ごと、健やかな肌へ。オールインワンジェルなら、あれこれ化粧品を使用せず、ひと塗りで済むのでボディケアも簡単です。

1. 適量を手のひらに取り、肌が乾きやすい体の先端から体幹部分に向かって優しくなじませます。特に乾燥している部分は、一度にたっぷり塗ろうとせず、少量ずつを重ねづけするのがポイントです。
2. 体全体にオールインワンジェルをなじませたら、疲れを感じやすい腕や足を軽くマッサージしましょう。手は指先から脇に向かって、足はつま先からそけい部（太もものつけ根）に向かって、しごくようなイメージで少し力をかけてマッサージをします。人差し指と親指のL字型になっているつけ根を肌に密着されてマッサージをすると心地良さがアップ！

うっかりやってるかも！？オールインワンジェルを使うときのNG行動

オールインワンジェルの正しい塗り方をマスターしても、ちょっとした違いで効果を半減させる残念な結果になることも。そこで注意したいのが、3つのNG行動。どれも、自己流で塗ってきた人にありがちな残念ポイントです。この機会に、毎日のスキンケア習慣の中でNG行動をしていないか振り返ってみましょう。

汚れたスパチュラや手でスキンケアをしている

汚れたスパチュラや手でオールインワンジェルをすくうと、それらに付着している雑菌が容器の中に入り込んでしまい中身が変質する場合があります。また、スキンケアのときに汚れた手で肌に触れると、ニキビや肌荒れの引き金になることも。スキンケアの前には手をきれいに洗い、スパチュラについたオールインワンジェルはこまめに拭き取るようにしてくださいね。

強くこすったり、すり込んだりして塗っている

肌に深く浸透させようと、強くこすってオールインワンジェルを塗ると肌のダメージに。力を入れてこすったり、すり込んだりしなくても、オールインワンジェルは角質層にきちんと浸透していきます。忙しいときは、時短を重視して、ついつい手に力が入りがち。化粧品の取扱説明書で適量を確認し、手と肌の間にオールインワンジェルが薄い膜を張るようなイメージで、やさしく塗るように心掛けましょう。

テカリがちな部分にもたっぷり塗っている

皮脂分泌が多い部分（Tゾーン）にオールインワンジェルを必要以上に塗り過ぎると、油性成分と皮脂が毛穴を詰まらせてニキビの原因になる場合があります。つい塗る量が多くなってしまう人は、少しずつ重ねづけしていくやり方に変えるとよいでしょう。

パートナーとシェアできるユニセックス仕様のオールインワンジェルがおすすめ

オールインワンジェルは、肌のお手入れを面倒に感じる男性にもおすすめです。スキンケアが苦手だと感じる男性に、メンズコスメを一式揃えるのはハードルが高いこと。いつの間にか使わなくなって、洗面台の引き出しの奥にずっと眠っているなんてことにもなりかねません。

使う人を選ばず、簡単な手順で使えるオールインワンジェルは、パートナーとシェアできるのも魅力の一つ。パートナーがお手入れをさぼっていそうなとき、「一緒にスキンケアをしよう」と誘いやすいですね。さらに、洗面台に並ぶ化粧品を減らせるので、シンプルライフが好きな人にはうれしいことばかりです。

FOUR SEEDSのオールインワンモイスチャージェル（ジェル状美容液）は、ユニセックス仕様で男性にも使いやすい植物由来の自然な香りが特徴です。肌を整える4つの種子エキスに保湿成分をプラスし、しっとり柔らかな肌を保ちます。

正しい塗り方をしていればスキンケアはもっと時短に、もっと簡単に

オールインワンジェルの正しい塗り方を続けていると、素肌力アップにつながります。肌の調子が整ってくると、気になっている肌悩みも徐々に減っていくでしょう。肌悩み別の化粧品をあれこれ買い足さずに済めば、スキンケアがよりシンプルで簡単に。できた休息時間で心がよろこぶ体験を自分に贈ってみてはいかがでしょうか。