北海道、流氷とオジロワシの旅
北海道、流氷とオジロワシの旅
2017年2月、女満別空港に降り立ち、3泊4日の旅をしました。
旅の大きな目的は、流氷に沈む夕日とオジロワシの雄姿です。
知床半島、フレぺの滝
ウトロから車で20分くらい走ると知床自然センターがあります。
ここからは雪深い冬の雪上散策に欠かせない、スノーシューをレンタルして目的地へと向かいます。
スノーシューは自分の冬靴に装着するだけで雪の上を簡単にサクサクと歩くことができ、
初心者でも扱いやすいアイテムでした。
そこから徒歩で約20分(約1km)くらい歩くとフレぺの滝に到着します。
知床連山と流氷、氷瀑した滝のコントラスト。写真では表現できない素晴らしい景色が広がっています。
そこは、まさに絶景で感動ものです。
夏に訪れるのもいいですが、知床の一年で最も寒い季節を迎える冬も私はお勧めです。
流氷に沈む夕日
斜里からウトロに向かう道路は海に面しており、2月は流氷でビッシリ埋め尽くされていることが多いです。
以前から、流氷に沈む綺麗な夕日を写真に収めたくて何回かトライしましたが、満足できるものがありませんでした。
今回は、私の旅歴の中ではいい写真が撮れたと満足しています。
吹き荒む風が気温以上に体感温度を下げる流氷の上で、小一時間がまんした甲斐がありました。
感動のオジロワシ
以前から何回も知床半島に訪れるのは、オジロワシの雄姿に感動したからです。
これまでは道路沿いの海や川や民家裏手の木々にとまるオジロワシを見ることしかなく、
写真に収めても小さくとても満足できなかったのですが、今回は、流氷の上でウォッチングできるツアー船がある事を知り、初めて乗船しました。
船で流氷を掻き分けながら、動物や鳥などを探しながらのクルージング。オジロワシに出会えるのは1月~3月の時期だけです。
流氷の時期は、オオワシ、オジロワシの世界一の越冬地になるのだとか。
期待に胸を膨らませ目的地に到着。
予想していた以上にオジロワシが近く、また、流氷とのコントラストが最高で
とても感動しました。興奮する気持ちで寒さを忘れシャッターを切り続けたのを思い出します。
野付半島のエゾシカ
旅の最後に立ち寄った野付半島。厳冬で凍った野付湾を歩くエゾシカを発見しました。
とても家族愛を感じます。